当地の朝は連日の氷点下。 それもマイナス9度とか10度とか、並の冷たさではない。 そんな状況になるなんて知らなかった当地へ引っ越して来たばかりの頃は、夜に風呂の窓を開け放って眠ってしまい、朝、蛇口が凍って破裂しているのにも気が付かず、気温が上がるとともに蛇口の氷が溶けだして水が噴き出し大洪水、あたり一面水浸しになってしまったこともあった。 寒い夜は、風呂にも入れず大変な思いをした日のことを思い出す。
昨年までは寒さをしのぐために薪ストーブを燃やしていたが、今年は夏の間に薪の準備ができず、この寒さの中、我が家の薪ストーブはただの「置物」と化してしまった。 代わりにと大きめの寒冷地仕様のエアコンを導入したのだが、寒冷地仕様とは言え外気が氷点下にまで下がるとその働きぶりは一気に鈍くなり、結局は灯油ファンヒーターとの二重稼働でしのぐことになってしまう。
う~ん・・・薪ストーブの威力を改めて再確認。
「アリとキリギリス」ではないけれど、夏の間にせっせと冬支度をしておかないとこんな目に合ってしまうのだ。 かように・・・かように・・・今年の冬は寒い。
その上、ご多分に漏れず、当地でも新型コロナウイルスの感染者が急増。 出かけることもままならず、家にこもっているのでエアコンのスイッチは入りっぱなし。 と言う事で、このエアコンの電気消費量はぐんぐん増えて、歴代の電気代を月毎に更新している。
かと言って夏が涼しいかと言うと、最近は最高気温が30度を優に超える日も少なく無く、特別涼しいと言うことも無い。
確かに湿度が低く蒸し暑さからは解放されるが、真夏の気温は東京あたりとはそんなに違わない。 結局真夏には冷房のためにエアコンを使わざるを得ず、光熱費は夏だからと言って大きくは下がらない。
いやぁ・・・寒い地域は本当にお金がかかるねぇ。
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