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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
【マレイシア・ベトナム(ハノイ-3)】
大学生のボランティアガイドとの約束は2時30分。
ホテルへ迎えに来てくれるはずなのでいったんホテルに戻る。

ロビーで待っていると、清楚なお嬢さんが一人やってきた・・・掃き溜めに鶴状態?。
そして、フロントに私の名前を告げているではないか。

なんと、ガイドは爽やかな女子大生。
実はこのガイド料金は3人合計で1,800円・・・まるでただ同然。
ただし・・・最初から「英語オンリー」と言う前提で、日本語は全くダメ。

さっそく女子大生ガイドさんに連れられて街歩き。

170センチを超えるのではないかと言う長身で細身、アオザイが似合いそうなお嬢さんだ。

「うちの娘に雰囲気が似ているね」と奥方殿。
確かに、体系やしぐさにその雰囲気がある。

まずはホアンキエム湖周辺を散策し、湖の浮島にあるお寺を見学。

30-43.jpg

そして、街中の古い住宅を案内してくれる。
口には出して言わないが、あまり興味ないけどね。

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※このお人が女子大生のガイドさん。

奥方殿と息子殿とのスリーショット。

30-44.jpg

古い家の見学ばかりで少々街歩きにも疲れてきた。

「そろそろティーブレイクにしませんか?」となって、
「エッグコーヒーって知ってます。ハノイ発祥なんですよ」
と言うことで、エッグコーヒーの有名店「Giang(ゾン)」へ。

いやぁ・・・小さなテーブルに例の低いイス、そっしてお客がびっしり。
狭い階段を上って二階へ上がってもほぼ満席。
ようやく空いたテーブルを見つけて席を確保。

これが・・・そのエッグコーヒー。

30-45.jpg

卵とコンデンスミルクをクリーム状に泡立てたものをのせたコーヒーで、ホットとアイスが選べる。

う~ん、日本人にはちょっと甘すぎるかも?。
そう・・・アジアのコーヒーは何も言わないと最初から砂糖が入っていて甘いのだ。
砂糖を抜いて欲しいと言うのを忘れてた。
「ふ~ん」と言う程度の味なのだがそこは気を使って「おいしいね」と言うしかない。

およそ2時間半の街歩きも終わり、軽く疲れたのでいったんホテルへ戻って小休止。
さぁ・・・いよいよベトナムフレンチの夕食だぁ・・・!。

事前にネットで調べたいくつかの候補の中から、どの店に行くかを検討し、
「さて出陣」となった時にまたまたのアクシデント。

息子殿が言う・・・「俺のスマホ・・・壊れた」と。
例の靴修理事件の時にスマホを固い地面に落としてしまったらしく、
位置情報センサーが狂ってしまって自分の位置を正しく表示できなくなってしまったらしい。

息子殿にはタクシー手配を担当させていたのだが、
スマホが使えないと手配ができない・・・困ったぞ。

日本以外の国のほとんどでは、配車アプリの「ウーバー」を使ってタクシーを手配する。
アジア地域からは「ウーバー」が撤退してしまったのだが、同種の「GRAB]と言うアプリがある。

マレイシアではタクシーの手配はほとんどこの「GRAB」を使っていた。
一般の自家用車がタクシーの代わりをしてくれると言う配車アプリで、
料金も先に決まるし、クレジットカードを登録しておけばキャッシュもいらないのでとても楽ちん。
そして、タクシーと比べて圧倒的に安いし、ぼられる心配も全く無し。

しかし、スマホのアプリなのでスマホが使えないと「GRABU」は使えない。

「仕方が無いからタクシーを捕まえよう」。
とタクシーに目的地を告げると「500円」と言う。
「メーターは?」。
「いや、500円だ」。
完全に足元を見られている・・・。
ベトナムのハノイでこの距離で500円は高いが、ここで値切れるほどのベトナム語力は無い。
まぁ、いいか?、とタクシーに乗り込んだ。

さて、この後、再び三度の大事件勃発。
相変わらずのドタバタ旅行だねぇ・・・その結末は?。
 
 
【マレイシア・ベトナム(ハノイ-2)】
ハノイ2日目の朝、朝食の評価が高いこのホテルだが果たして真実は?。

マラッカのホテルでは朝寝坊で食べ残しの朝食にしかありつけなかったので、今回は少し早めに起きてレストランへ。
レストランと言っても、エレベーターホールを少し広くした程度。
が、テーブルやイスは紫檀製のクラシカルで凝ったものが配置されている。
装飾品も中国の影響を強く受けたオールドベトナムの一品らしきものが多い。

朝食会場にいるのは我々を除いて全て白人で、見るからに彼らが好みそうな雰囲気がある。

確かに朝食はホテルの規模と比較してメニューは豊富、そして・・・結構おいしいので困ってしまう。
そう・・・卑しい我らはブッフェだとついつい食べ過ぎてしまうのだ。
マレイシアの2日間は朝食を食べ過ぎて昼にランチを食べる気になれず、食べ損ねてしまったものもあった。

ところで、我々の3人部屋は狭く、奥方殿が「ここでもう一泊は無理」などと言うものだから、
朝食の後にフロントで1室を追加して2室にしてもらおうと交渉するも「この日は満室で無理です」と断られた。

仕方がないので「もう一日だけだから我慢してよ」と奥方殿に懇願。

ハノイでは地元の大学生がボランティアで旧市街を案内してくれると言うしくみがあるらしく、
価格も破格なのでトリップアドバイザーから予約をしておいた。
午後からその大学生がホテルまで我々をピックアップしに来てくれる予定になっている。
可愛い女子大生だとうれしいのだが・・・ウヒッ!。

午前中は時間があるので市内見学をと出かけて見た。

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まるでバッタの大群のようなバイクの群れと交通ルール無視(日本的に)のクルマの列に奥方殿も息子殿もタジタジ。
道路を渡ることもままならない。

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「ここは一発気合を入れて[渡るぞオーラ]を出しながら一気に行かないといつまで経っても渡れないよ」
と渡り方を教えても2人は足がすくんで動けない。
日本の歩行者は1000%甘やかされているのがよくわかる。

街角でそんな二人を見ていると足元に妙な感触。
ふと見下ろすと見知らぬ男がかがみこんで私の靴に何やら塗り込んでいる。
「オイッ・・・何やってるんだよ」
「ブロークン・ブロークン」。
私のデッキシューズのほつれに接着剤を塗り込んでいる。
「フニャフニャフヤ」訳の分からないベトナム語でどうやら靴を脱げと言っているようだ。
そして、ササッとスリッパが出てきた。

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あっけにとられて片方の靴を脱ぐと、裏返してリフト(かかとのゴム)を交換し始めた。
「ヤベーッ!やられた」と思った瞬間、あっという間にリフトを張り替えた奴はもう片方も脱げと言う。
仕方がないので流れに任せてもう片方を脱ぐとどこからかまたスリッパが・・・。
結局、左右のリフト交換をされてしまい、当然のことながら「?????」と金の請求。

片方の靴に接着剤を塗られた段階で隙を見せてしまったのだからこれは仕方がない。
問題は落としどころがいくらになるかと言うことだ。

最初の一声は日本円で「7千円」で「高い」と日本語で言うと「5千円」に値下がり。
「首を横に振れば4千円になったが、面倒くさくなってきたので、ポケットから適当にベトナムドンの札束をつかみ出し、
「これしか現金持ってないぜ」
と奴の手に押し付けた。
何かわめいているが(多分もっとよこせ)、
「もうお金ないよ」
と言うゼスチャーで無理やり納得させるも、納得したかどうかはわからない。

奥方殿と息子殿に目配せをしてその場を退散。
渡した金額は日本円にしておよそ1,500円。
小分けして右のポケットに入れていたのを全部渡したのだが、まぁ、この金額なら良しとせねば。
なにせ、観光客は遊びに来ているのだから彼らから見れば「皆金持ち」の筈。
多少のぼったくりやごまかしは道徳の範囲内なのだ。

旧市街からホアンキエム湖の周りを散策し、湖沿いのカフェで一休みしてからホテルへ帰還。

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するとフロントからお声が掛かり、
「もっと広い部屋に移動することができるようになったが1500円追加が掛かります。
 どうしますか?」。
ときたもんだ。
勿論「OK・OK」でチェンジすることにしてもらったのだが、
「あなたは予約サイトから当ホテルを予約していただきましたが、
 もしもそれをキャンセルしていただければ、追加料金なしでルームチェンジができます」だって。
つまり、予約サイトに支払う手数料が無くなるので追加料金は要りませんとの事なのだ。
もう・・・そんなお話なら喜んで・・・即座にキャンセル。

かくして、4人用のひろ~いお部屋に無料でアップグレードとなった。
前の3人部屋と比べてきれいだし、トイレもシャワーの清潔感も段違い。
これで3人2泊朝食付で1万円以下なら文句なし。

奥方殿もご納得でまずはめでたしめでたしである。
 
 






【マレイシア・ベトナム(ハノイ-1)】
ベトナムの近代史は複雑である。
宗主国はフランスではあるが、日本軍や中国・ソ連・アメリカなどの勢力が影響を与え、
ようやく現在の姿になったのはベトナム戦争が終結してからである。
首都はハノイだが、旧南ベトナムのホーチミンシティも大都会だ。

我々はクアラルンプール国際空港からベトナムの首都ハノイに向かう予定。

そんなことはともかくとして、今最も必要な物は清潔なトイレである。
息子殿も奥方殿もずいぶんトイレを我慢しているのだ。

プトラジャヤからクアラルンプール国際空港までは予想外に近かった。

タクシーを降りて荷物は受け取ったらまずはトイレへ一目散。
二人のホッと安堵した顔に私もちょっと安心。

チェックインはネットで済ませてあるので荷物を預ければ後は搭乗までフリーである。
時間的には少し余裕があったのだが、飛行機に搭乗すれば機内食がすぐに出てくるので、
空港では軽くおやつ代わりの軽食を。

ところで、ハノイで宿泊予定のホテルには空港までの迎えを頼んである。
US$で18$、つまり2千円程で空港まで迎えに来てくれると言うのだ。
ありがたいね~。

ハノイで予約したホテルは旧市街の入り口に位置し、昔のベトナムの住宅を改装したホテルのようだ。
Hotels.comで予約したのだが、評価が高いのに低料金だった。
・・・と言うことは・・・なにか落とし穴がありそう。

我々は3人なので、ホテルを予約する時に「トリプル」があるホテルが前提。
ただし、「ツイン」でもエクストラベッドを用意してくれればOK。
で・・・今回のホテルはそのタイプ。

ハノイの旧市街のど真ん中、狭い路地の中ほどにそのホテルはあった。

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ホテルのクルマでなかったらまずは見落としてしまいそうな入り口で、
ホテルの看板よりスパの看板の方が大きくて目立つ。

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路地の両側には歩道いっぱいに土産物屋や飲食店が並び、
砂埃が舞い散る狭い車道にあふれるバイク、
歩道には行きかう白人の観光客と物売りのおばちゃん、
車道も歩道もごった返していてまるで収拾がつかない。

きれいに整備されたマレイシアの首都クアラルンプールとは大違い。
とにかく猥雑でうるさくやかましい街がハノイ旧市街である。

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さて、部屋に案内されてびっくり・・・狭い・・・古い・・・?。
「ちょっとぉ・・・ここ・・・?・・・私・・・無理かも?」といきなりの奥方殿。

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イヤイヤ、無理と言われても困るのである。
とにかくここは穏便に済ませていただきたい。
「明日になったらもう一部屋手配するから今日はここで我慢して!」。
そこに息子から助け舟。
「このホテル、評価高いんだよね。朝飯も良いって書き込みあるけど?」。

この一言で奥方殿の不満も少し落ち着いたようで、サァーて・・・ビールでも飲みに繰り出そうか?。
 
 



【マレイシア・ベトナム(クアラルンプール-2)】
プトラジャヤを経由してKLIA(クアラルンプール国際空港)へ向かうようタクシーと交渉。
5千円と言うところを3千円弱に値切って商談成立。

そもそもクアラルンプールの都市デザインは人工的で、きれいすぎるほどに整備されている。
多分にシンガポールの影響があるのではないかと私はにらんでいるのだが、真意のほどはわからない。

そして、クアラルンプールの西南に位置するプトラジャヤは全くの計画都市。

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首相官邸をはじめほとんどの行政立法機関を移すべく計画されて作られているので、
道路・緑地帯からあらゆる建築物までが整然と並んでいる。

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正面に見えるアラビアンナイトに出てくるような宮殿風の建物は首相官邸、今はマハティール首相がいるはずだ。

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そして、イスラム国家であるマレイシア・・・ここにも巨大なモスクが建てられている。

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ピンクのタイルで覆われた通称「ピンクモスク」・・・その美しさと巨大さには目を見張る。

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ムスリムではなくても内部を見学できるが、女性は頭からすっぽりとガウンのような衣装を着なければならない。
入り口で無料貸し出しがある。

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さて、内部を見学しようと言うところでアクシデント発生。
息子殿が「腹・・・調子わりー」と言い出した。
どうも昼頃から異常を感じていたらしいが、水にでもあたったのだろうか?。

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やっとの思いでトイレを探して「おーい・・・ここだ」と息子殿を送り出す。
とは言え、トイレは地階のレストランの奥で、そのレストランが全く清潔とは言えないありさま。
スタッフは片づけたつもりなのだろうが、テーブルに食べ散らかした食材の残りが散乱。
ところどころにハエもいる・・・?。

するとトイレに行ったはずの息子殿が帰ってきた。
「無理・・・ここ・・・絶対無理・・・我慢する」
すると一緒に行ったはずの奥方殿も
「無理・・・ここ・・・絶対無理・・・我慢する」

う~ん、わかるような気がするな~。
私にはそれを確認しに行く勇気はない。
私はすでに経験しているのだ・・・ムスリムのトイレは・・・???・・・と言うっことを・・・想像するに難くない。

ここから空港まで30分。
二人の様子を見ているとのんびりモスクの見学をしている余裕は無さそうだ。
と言うことで、モスクの内部の見学はあきらめ、急遽空港へ向かうことになった。


【マレイシア・ベトナム(クアラルンプール-1)】
クララルンプールの「ダブルツリーバイヒルトン」はヒルトンの中では廉価盤のホテル。
が、さすがにヒルトングループだけあっておもてなしはそれなりに上質。

チェックインを待っているとどこからか女性スタッフが近づいて来て、
「お待ちになられている間にこれをどうぞ」
と一人1枚ずつクッキーをくれた。
これが・・・うまい・・・何ともうまい。
大きめのクッキーだがペロリと平らげてしまった。

何故か先客が長話をしていてなかなかフロントが開かない。
ようやくチェックインができ、客室へ案内される・・・なんと33階と客室では最上階。

エキストラベッドを入れて3人では少し狭いが、2人なら十分すぎる広さ。
バスルームも広大で清潔感は抜群。
そして、なんといっても33階からのその眺めは圧巻だ。

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※真ん中の細くて高いビルがホテルが入っているビル

残念ながらペトロナスツインタワーは見えないが、曲線を描く高速道路や都市コミューターの様子がジオラマのように映る。
荷物はそのままに、とりあえず締め切り間際のカクテルタイムに間に合わそうとエグゼプティブラウンジへ急ぐ。

ビールを一杯飲み終わったところで、
「ラストオーダーのお時間です」
だって。

白ワインを一杯だけ追加して最上階の窓から外を眺めれば、雨に煙る夜の大都会。
「これじゃ、アローストリートのナイトマーケットには行けないな」
と夜の外出はあきらめ、ラウンジに並ぶチーズ・ハム・スイーツなどをパクついて夕食の替わりに。
ちょっとせこすぎる?。
今夜は強行軍の疲れを取るために早めの就寝だ。

さて、昨日の疲れも取れて心地よい目覚め。
今日は今回の旅行の3日目。
昨夜来の雨もすっかり上がり、いつの間にか南国の太陽が照り付ける。

「暑いね・・・!」と奥方殿。
「とりあえずペトロナスツインタワーへ行こう」と歩き始めるが、5歩ほど歩いただけで汗がドドー!。

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高層ビルの谷間を、見え隠れするツインタワーめがけて炎天下を歩く。

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さすがにデカイ・・・高い。
台北の「101タワー」に高さで抜かれ、ドバイのブルジュハりファにも抜かれてしまったが、
その威圧感はさすがだ。

そして、あちらこちらで新たな高層ビルを建設中。
まだまだマレイシアは好景気なのか?。
それとも中国資本が相変わらず入り込んでいるのか?。
とにかく元気が良い。

このツインタワーの中には「スリアKLCC」と言う高級ショッピングモールがあり、
今日は奥方殿を主役に立てて「世界の一流品」巡り。
綺羅星のごとく並ぶ世界的トップブランドに奥方殿はクラクラ。
「アレ買って!」と言われないかと冷や汗がでる。

早々に高級ショッピングモールを退散して今度は猥雑と混とんとのチャイナタウンへ向かう。
このいい加減さと猥雑さがアジアの魅力。
夜歩いたら面白そうなのに。

バチ物時計屋を冷かしていたらお兄さんにつかまった。
「安いよ安いよ」の掛け声は万国共通ながら、おいてあるものは素人目でもそれとわかる低級品。
「もっと良いのあるだろう・・・それ見せろ」
「ちょっと待ってちょっと待って」と言いながら引き出しからなにやらカギを取り出しついて来いと言う。
行先はすぐ隣の古ぼけたいかがわし気なマンションの一室。

不安げな奥方殿と息子・・・「大丈夫なの?」。
「取って食われるようなことは無いだろう、これがおもしろいんだよ、大丈夫だ」。

で・・・扉を開ければ・・・なんと
 ロレックス
 オーデマピゲ
 パテックフィリップ
 ジャガールクルト
 カルティエ
 ブルガリ
など、ありとあらゆるブランド時計の完璧なコピーがきらめいている。

聞けば概ねひとつ3万円から3万5千円ほどだと言う・・・無茶苦茶な値段だ。
「高いから買えない」。
「いくらいくら」
「これなら買う」
「それ無理ね」
「じゃぁ、いらない」
「これでどう?」
「高い、いらない、これなら買う、お金、これしか無いから」
とポケットからありったけのリンギットを取り出して見せると、
「両替できるから日本円でOK」などと言い出す。
「これで買えないのなら、お金ないからい要らないよ」。

結果は・・・I Win!・・・言い値でカルティエのニューモデル「白いセラミック」をゲット。
奥方殿はコピーに不満顔ながら、本物なら68万円の時計が手にはいったのだからそれなりにニッコリ。
本物を買ってやりたいのはやまやまなのだが・・・ねぇ・・・そんなもったいないことはできない。

そんなこんなで午前中をつぶし、午後はプトラジャヤのピンクモスクを見学しがてら空港へ向かう予定。
今日のうちにヴェトナムのハノイへ移動するのだぁ。