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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
【イスラムとは】 その3
前回の終わりに、
「IS(イスラム国)にも彼らの言い分があり、それが彼らにとっては正しい道と言うのだからこれは始末が悪い」
と書いたが、概ね喧嘩とか戦争とはそういったものである。
お互いに自分たちの言い分を通そうとして衝突する。

ただ、イランとIS(イスラム国)の立場は大きく違う。
イランにはあらかじめ国土があり、国家として成立していたが、
残念ながらIS(イスラム国)には国土(領土)が無いのだ。

サダムフセイン亡き後のイラク政府の弱体化とシリアの内戦に乗じて、
「今ならできる、いつやる?・・・今でしょ」と思ったのかどうかは知らないが、
いつの間にか黒い不気味な旗を掲げて一気に国家宣言をしてしまった。

が、勝手に国家宣言をしてたからと言ってIS(イスラム国)を国家として認める国は今の世界にはない。
が、現政府に虐げられていたり反政府的な立場をとっていたいくつかのイスラムグループが、
このIS(イスラム国)の考え方に賛同してあちらこちらで狼煙を上げた。
ところが彼らはIS(イスラム国)のように明確な目的意識があるわけではないので、
辺りかまわずテロ行動を起こし、始末が悪い。
とくにアフリカの「ポコハラム」などは政府が弱体化しているのを良い事にやりたい放題である。

話しは変わるが、キリスト教とイスラム教と言うのは昔から仲が悪い。
と言うよりもお互いに「天敵」と言えるほど反目しあってきた。
ユダヤ教と言う同じ宗教から派生したにもかかわらずである。

キリスト教圏を侵食してくるイスラムに対して、
キリスト教陣営は「十字軍」と呼ばれる軍隊を7度も派遣してイスラムの浸食を抑えようとしたが、
残念ながらイスラムの最盛期にはイベリア半島(現在のスペイン)までイスラム圏となってしまった。
この十字軍とイスラムの戦いは熾烈を極めたそうで、
人間としてとても考え付かないような極悪非道の悪行が行われたそうだ。
イスラムではこの戦いを「ジハード(聖戦)」と呼び、
キリスト陣営は「ジャストウォー(正しい戦争)」と言って、お互いに一歩も引かずに戦ったとか?。
余談ではあるが、アメリカのブッシュ大統領がイラクを攻めた時に
「この戦いはジャストウォーである」と宣言したそうだ。

ところで、キリスト教はローマ帝国の国教となってから一気に発展し、
ほぼ西ヨーロッパ全土を覆い尽くした。
そして、神聖ローマ帝国の時代には東方へも浸食し、
そして、神聖ローマ帝国が東西に分かれてからは。
ローマカトリックと東方教会に分裂をしながらも発展していった。

もっともキリスト教の歴史にも暗い過去はいくつもあり、
魔女狩りや免罪符など、神の教えとはとても思えないようなことが多々あったのだ。
が、これらにも時代時代に自浄作用が働き、
あまりにも目に余れば「宗教革命」まで起きて、「プロテスタント」と言う新しい派が成立した。
現在のキリスト教は大きく分けると
 ローマカトリック
 プロテスタント
 東方正教会
のグループに分かれている。

もう一方のイスラム教は最初はアラブの土着宗教であったが、
まずはアラビア人全般に広まり、
その後は自然発生的にジワリジワリと周辺諸国に広まっていった。
最初はアラブの民の宗教であったから、その教えもアラビア語で伝えられていたし、
コーランもアラビア語で書かれていた。
が、神の教えを直接知るのは預言者のムハンマド一人であった。
神の教えを解釈し、実際に人に伝えることができるのは彼だけである。
しかし、やがてイスラムの教えがアラビア語圏以外にも広まって行き、
アラビア語での伝達ができなくなってしまった。
そして、ムハンマドが死んでしまってからは解釈できる者もいなくなった。
当然、ムハンマドの「跡継ぎ」がムハンマド後のイスラムの教えを伝達するのだが、
ムハンマドは「最後の預言者」なので彼の代わりはもう2度と現れない。

という事で、コーランや生前のムハンマドの言行録を読み解いてイスラムの教えとするのだが、
これではそれぞれの人によって解釈が異なってしまう。
詳細は長くなるので別の機会に譲るが、
シーア派とかスンニ派とかの宗派ができたのはこの解釈の相違と誰が解釈するかが原因だった。

厄介なのは、同じイスラムと言えどもこのシーア派とスンニ派はとんでもなく仲が悪い。
と言うよりも、同じ「イスラム教徒」と言う認識も無い。
全く別の宗教だと言わんばかりに反目し合っている。

同じイスラム教なのになんで?と我々が不思議に思う事はこの辺りが原因の場合が多い。

という事で、長くなったので続きは次回に・・・。
 
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