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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
【 処 暑 】
まだまだ昼間の気温は30度を超え厳しい残暑が続いているが、
それでもいつの間にかお盆も過ぎ、23日は「処暑」。

この「処暑(しょしょ)」とは・・・。

「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすればなり」
と言うことで、
暑さが峠を越えて後退し始めるころと言う意味合い。

いやいや・・・それでも・・・まだまだ暑い。
と言いながらも朝夕の気温は随分と下がってきた。
昨夜などはかなり涼しくて、ちょっと寒いかな?と感じるほど。
今朝、目覚めた時に、布団をかぶって寝ている自分に驚いた。

草むらからは知らず知らずのうちに虫の声。
ほほをなでる風もどこか涼やかで、
時折、赤とんぼも飛び出して、ようやく秋の気配・・・だね。

ところで、この「処暑」の頃は、
二百十日・二百二十日とともに台風襲来の特異日とされている。
が、幸いなことに今のところ台風接近のニュースは無い。

降るときに降り、晴れるときに晴れる。
そんな果樹園にとっては理想的な天気が続き、
今年の山里ではあちらこちらから秋のフルーツの豊作の声が聞こえる。

いや、たくさん採れるのではなく、おいしく実るのだ。

りんごの出来具合も近年になく良いらしいし、
梨だって相当甘味が乗りそうだ。

春先は遅霜を、初夏にかけては「雹(ひょう)」を心配し、
真夏には雨が心配でこれから秋に入ると台風・・・と、
果樹園は本当に心配事ばかりで一年中ビクビクで、
これはこれでけっこう辛い仕事のなんだよね。

だからかどうか?、今年のように出来具合が良いと園主の機嫌も悪くない。
そう・・・このまま台風などの被害が出ないように祈るのみ。

ところで、来週辺りから梨の幸水の出荷が始まる。

kousui1.jpg

勿論、ジベ処理をしたやつじゃあない、正真正銘の「天然栽培の幸水」だ。

あのジベ処理をした梨はいただけない。
確かに収穫が早く、市場に出す農家は価格が高いので喜ぶが、
「これが今年の初物」と言って飛びつく消費者にはお気の毒。
本物を知っている我らにはとても食えた代物ではないのだ。

ここらは標高が高く昼夜の寒暖の差が大きい。
昼間は優に30度を超える日でも夜は20度を切ろうかと言うほど気温が下がる。
特にこの季節に梨は甘さを増す・・・グングン甘くなるのだ。

梨の名産地と名乗る地域は全国に多々あるが、
少なくとも当地の梨はトップクラスだと思う。

とにかく、初めてここらの梨を食ったときには驚いた。
以前に住んでいた愛知県の三河地方も梨の特産地だったが、
それと比べたら果汁も甘さも味の濃さも段違い。
ただひとこと・・・うまい・・・としか言えなかった。

kousui2.jpg

当地へ来て8年が経過し、どういうわけか多くの果樹園主と知り合いになり、
それぞれの自慢の梨をいただいて食ってみたが、
とにかく「ハズレが無い」のには驚きだ。

もう店で売ってるのを買って食う気にはなれないね~。

と言う事で、秋の味覚の中でもっとも私が好きな梨がもうじき食える。
う~ん・・・楽しみだね~。

 南信州の絶品梨 幸水・あきづき・南水は → http://shinsyu-net.com/fruits/ 
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