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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
【山里の春の始まりはチェーンソー】
十二月から二月にかけて、冬の重い雲が覆う空の下、
あちらこちらで「ブ~ンブブブブ~ン・・・」、
チェーンソーが唸っていました。

「薪は、木が水を吸わない冬の間に切ると一番だな」。

と言うことで、皆さん冬の間に木を切って山の中に倒しておくのです。

b2.jpg

雲が切れて柔らかな春の日差で森が明るくなる季節になると、
山の中に倒れていた木を運び出すのですが、
木は想像以上に重いので運び出せる長さに切りそろえなければなりません。

そこで再び、あちらこちらの山間にチェーンソーの音が響き渡ります。

「俺んちの山に木が転がっているから持って行ってもいいよ」。

私も今が忙しい時期・・・。
来冬のために今のうちに薪集めをしておかなければならないのです。

今年はずいぶんたくさん集まりましたが、
それでも多分まだ一冬分には足りないので、
貪欲にあちらこちらにお声を掛けています。

maki1.jpg

昨年の4月に、私の家の近所に金沢からI君が引っ越してきて、
ある会合で顔をあわせたときに、
「薪ストーブを入れたんだけどまきが無いんですよ」
と聞いたので、
今年はI君の分も合わせてニ軒分の薪を確保する予定で頑張っています。

ところが、今まで一人で作業をしていたのですが、
i君と二人で作業をし始めるととても効率が良く、
思いのほか作業がはかどります。

やはり・・・若いI君の体力は私とは違いますね。

そのI君・・・、
「これって・・・シイタケの原木にもなりますよね」。
「シイタケは小楢が良いそうだ・・・ナメコは桜が一番だそうだよ」。
聞きかじったちょっとあやふやな知識でI君に教えると、
「僕・・・シイタケやナメコをやってみたいんですよ」。
と言うことになり、ついでにキノコ用の原木も確保いたしました。

当地へ引っ越してきた次の年に、
「お~い、シイタケの原木をやるから菌を打てよ・・・」と、
いただいた原木が我が家の裏に10本ほど置いてあり、
その翌々年頃からシイタケが出だして、
一時は食べきれないほど採れたこともあったのです。

b4.jpg

「うちにもシイタケ・・・あるよ」。
「エッ・・・シイタケやってるんですか」。
「原木もらって、菌ももらって、見よう見まねでやってみたけど、
 その後ほったらかしでも結構出てくるもんだな~。
 今も出てる・・・!」。

b5.jpg

「これって、都会でも出来るのかな~?。
 たとえばマンションのベランダとか・・・?。
 最近は中国の食品が不安だし、
 スーパーの店頭に並んでいるのはほとんど中国のシイタケだから、
 自分の家で出来るんなら都会の人は大喜びですよね」。
「う~ん、そうだよな、我が家ではほっといても出来ちゃったし。
 それにうちのは春と秋の二回出てくるんだ」。
「原木に菌のコマを打ってあげれば、後はほったらかし・・・、
 これなら誰でも自宅で採れたてのシイタケが食べられますよね」。

と言うことで例の「イノシシをつかまえた」Tさんに聞いてみたところ、
「直射日光を避けて水分を枯らさないようにしておけば出来ると思うよ。
 乾燥が一番まずいから、なるべく陽の当たらないところに置いておくんだ。
 一度、俺んちの風呂場に置いてみたけど、湿度があるから結構出てきたよ。
 本当は秋から春にかけてずっと出てくるんだけど、
 ここらの冬は寒いから真冬はダメだな・・・秋と春の二回」。
とのことでした。

ちなみにシイタケ栽培の専門家は

b3.jpg


このように原木を森の中に置いて、じっくりと寝かせて育てています。

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シイタケもそうですが、
当地で取れるお米がまたうまい。
「米は土と水と日射量で大きく味が変るよ」
とりんご園の中山さんから聞きましたが、
その3要素に加えて「愛情」もたっぷり注ぎ込んだお米がありました。

生産者の顔が判り安全で安心な上に、うれしいことにこのお値段。
勿論個人の農家なのであまり大量にはありません・・・売り切れ次第終了です。

 龍江の棚田の絶品こしひかり
   → http://a-un.info/rice1/

 千代のお爺とお婆が作る「はざかけ天日干し」のもちもちあきたこまち
   → http://a-un.info/rice/

是非、お試しあれ!私のお勧めです。



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