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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
【上海行-3 コピー天国は本当だった】
ここ南信州は異常な暖かさ!。
3月下旬から4月上旬の気候だそうです。

が、この暖かさも今日限り・・・。
明日からは再び寒さが舞い戻ってくるのだそうです。
そして、また・・・雪も・・・。

ところで、上海は鹿児島市とおおむね同緯度に位置し、
南信州ほどは寒く無いにしろ全く寒くないわけでもない。

地元の方々はそれなりにコートやブルゾンをはおり、
マフラーを撒いている人も少なくはありませんでした。
それらが結構お洒落に決まってるし、
肩に掛けているのはルイヴィトンなどのブランドバッグ・・・。

しかし・・・本物なのかどうかはちょっと見では判断はつきません。

「コピーの商品ってあります?」。
「ありますあります、ビル全部がコピー商品なんてのが6つも7つも!」。
「ちょっとのぞいて見たいな~」。
「じゃあ、今から行きましょう」。

春節の直前・・・、
日本で言えばクリスマスセールや年末セールに相当するこの時期、
クルマで走る上海の街の姿は意外にも静かです。

が、例のコピービル群に近づくに従って、
どこから集まってきたのかわんさかと人が居る。

「さすが中国・・・人が多いですね~」。
「ここらはどうやら問屋街のようですね。
 地方都市から仕入れに来ている人が多いのではないでしょうか?」。

確かに・・・。
一杯の荷物を、抱え込んだり台車に積んだりして、
右往左往しているお姉さん方が目立つ。

「シャチョウ・・・ロレックスある・・・ロレックスある」。
「ヴィトン・ヴィトン・シャネルあるよ」。

突然若い伊達男が群がり集まってきて、
ロレックスのカタログを手に手に近づいてくる。

が、話せる日本語はそれだけで、
手まねで「ついて来い」と言っているのだ。

通訳を兼ねた現地の会社のお姉さんにもしつこくまとわりついている。
その数の多いこと!。

「こりゃ、なんともなりませんね~、
 誰かに決めないとずっとこうしてまとわりつかれちゃう」。
「こいつら、店で買い物をさせてマージンを取ってるんですよ。
 これが商売なのでちょっとやそっとでは引きませんよ」。
「とりあえずビルの中に入りましょうか?」。

と言う事で狭い入口から建物の中へ・・・。

「ウオッ、こりゃ凄い!」。

3坪~5坪ほどの小さな店が狭い通路をはさんでびっしりと並んでいる。
そして、その狭い通路には人・ひと・ヒト・・・!。

「ルイヴィトンどこ?」。
「・・・」。
例のお兄さんが目配せで「ついて来い」と合図をくれる。

人一人がようやく通れる入口を入ると、
高級ブティックを思わせるような世界の一流ブランドがズラ~リ。

売れ筋のおなじみモデルから最新のニューモデルまで、
よくもまあと感心させられるほどの在庫量。

奥方殿から
「コピーでもいいからヴィトン欲しい・・・」
と言われていたので一個は買って帰らねば・・・!。

「たくさん持って帰ると税関で没収されちゃいますよ」。
「そうか~、最近はうるさくなったからね~」。

「これいくら?」。
「それはインポートね、高いね」。

つまり、中国で作っているコピーは安いが、
韓国から輸入したコピーは高いと言う事らしい。

じっと手にとって見て見るとやはり縫い目が粗く、糸の最後のしつけが甘い。
その上、金具のメッキも安っぽいのだ。

「もっと良いの無いの?本物みたいな奴」。
「ロレックス・・S級あるね」。

バッグを見ているのに時計の話を持ち出す。
とにかく売れれば何でもありのこの世界なのだ。

「ロレックス要らないよ。ヴィトン無いの?」。
「シャネルあるシャネルある」。
とまあ、なかなか話は進まない。
これも中国や東南アジアでは何度も経験している事なので、
ここはちょっと流れに逆らうのを止めて言いなりなって見ようと、
「シャネルどこ?」。
「これ、ニューモデルね」。
なるほど・・・!、
本物のシャネルにこんなデザインが有ったのかどうかは知らないが、
意外と良くできているし金具がないのでメッキがはげる心配も無い。

「これ・・・いくら」。
「1000元ね」。
「あ、そう、じゃあ要らない」。
「500元、500元」。
「要らない」。
ここで通訳のお姉さんが口を出すと突然奴らが怒り出した。
後でその訳を聞いて見ると、
「お前は中国人なのに何故日本人の味方をするのか?」
と怒っていたとか。

これには「う~ん、なるほど」と妙に説得力を感じたが、
「いくら?いくら?」。
「100元」。
「それダメね。450元」。
「じゃあ要らない」と言って外へ出る。
勿論、ここであきらめるような単純な奴らでは無いので、
出口まで追いかけて来て、
「200元、200元」。
「よ~し、150元」。
「OK・・・150元」。
と言う事で商談成立・・・と思いきや同行のK氏が、
「ダメですよまだ」とケースに有ったボールペンを掴んで、
「これ・・・オマケだね」とバッグに放り込む。
すると、
「ダアメダメダメ・・・これはシャネルより高い」、
とデュポンらしきボールペンを取り返した。
そして「これなら良い」と見るからにインチキ臭そうなものを私にくれた。

2千円ほどのバッグをひとつ買うのにも小1時間がかり・・・!。
少々疲れるコピー屋サンでの買い物でしたが、
バッグや時計だけでなく、CDやDVDもやりたい放題のコピー天国。

今回は見つかりませんでしたが、
当然、コンピュータソフトウエアもコピーが山ほどなのでしょう?。

中国政府がいくらがんばっても、
中国からコピーが無くなるとはとうてい思えません。

私も含めて(?)こういった需要があり、
需要が有れば当然供給も有る。
そこで飯を食っている奴らがこれだけ多いと、
一朝一夕にはこの商売が無くなる事は考えられません。
そして、作っている奴らも売っている奴らも
「悪い事をしている」認識は全くゼロで、
「俺らは売れるものを作って売るだけだ、それが何故悪い?」
と嘯いているしまつ。

街中にはクルマのコピーまで走っている。

私も「なんちゃってトヨタ」に乗った事が有りますが、
一応ちゃんと走ったり曲がったり止まったりはしていました。
もう、このあたりまで来ると感心してしまいますね。
コピーのクルマを作る自動車会社まで存在するのですから。

中国はまだまだ当分の間はコピー天国なのでしょうね。


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