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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
南信州で田舎暮らし(25) そんなバカな?
こんな事があっていいものか。

私が現在住んでいる住宅を売っていただいた方が、
南信州のOS村に19000坪ほどの山林を持っています。

私がネットで情報発信をしている事に興味を持たれ、
「俺の山を売って見るかね?」と、
私のHPでその山林を紹介することになりました。

かなり反響があって、
先日も、山梨県から
ご夫婦で現地を見学にいらっしゃいました。

その山は、山林には珍しく、
中腹に3000坪ほどの平地があって、
その平地には宅地も含まれ、
古家が建っています。

そのあたりには、木が少なくて、
当日も、明るい陽光が降り注ぎ、
見学にいらしたご夫妻も気に入っていただいたようです。

「インターネット環境はどうでしょうね~」
「帰りに役場へ行って聞いて見ましょうか?」
と言う事で、
現地の見学の帰りにOS村の役場へ寄って見ました。

「CATVが来ています。
 しかし、分岐点から現地までの施設費用は事故負担です。
 数百万円は掛かるでしょう」
「あそこには住んで欲しく無いんですよ。
 現在家が建っている地域に住んで頂かないと、
 行政としては責任が持てませんし、
 十分なサービスも提供できません」。
「・・・・・」と私とご夫妻。

OS村もご多分に漏れず、
人口減少と高齢化に苦しんでいます。

ご夫妻は、
当地へ移住して、
将来は色々とお知り合いに呼びかけて、
芸術村のようなものが出来ないかと思われ、
広い場所を探して当地を候補に選んだそうです。

それが「あそこには住んで欲しく無い」
と役場の課長が言うのです。

山林の所有者の方も、
少しは過疎解消に役立てたいと、
「住んでくれる方にはお値打ちに」と
物件を提供して頂いていました。

なのに「来て欲しく無い」が行政の姿勢です。

これでは本当に過疎対策に取り組んでいるのかどうか、
怪しく思えてしまいます。

「苦労はしたく無い。」
「余分な事は考えたくない。」
「こちらの都合に合えば来てもいいよ。」
が見え見えなのです

つまり、これからここに居住したいと考えている側の事など、
全く無視なのです。

ガッカリしたと同じに、
腹も立ちました。

全国の過疎で苦しむ自治体の皆さん。
決してこのような対応はしないで下さい。

都会から田舎へ行こうと思い切るのは、
とても大変で、大きな人生の賭けなのです。

それなのに、
「ここにしか住んではいけない」等と言われたら、
その市域には絶対に行きませんよ。

本気で地域振興を考えながら、
田舎への移住を考えていらっしゃる方も、
決して少なくは無いのです。

私も、OS村の物件を紹介するのに、
困ってしまいます。

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