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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
【抗体ができるのをじっと待つのみ。】
遠くで雷鳴・・・毎日夕方になると日中のお天気がどんなに良くても雷が鳴る。
空は急に掻き曇り、あたりは暗くなって大粒の雨がザー!。
山里の夏はいつもこんな風。

それにしても暑い・・・ただただ暑い。
連日の最高気温は34度超え・・・朝起きた時点でもう猛暑の前触れ。
暑いものだから涼しいうちにと早朝から近所の爺さんのエンジン草刈り機の音が響き渡る。
やかましいのなんの・・・夏の山里は騒がしくておちおち寝てもいられないのだ。

さて、いよいよ東京オリンピックが開幕。
このコロナ禍で無観客ゲームがほとんどとなり、今のところ全く盛り上がりに欠ける。
つい2~3日まで
「こんな状況なのになぜオリンピックを中止にしないのか?」
等と「オリンピックを中止せよ」的な論陣を張っていたテレビのワイドショーも、いざ開幕が近くなると、手のひらを返したようにどのチャンネルもオリンピック一色。
今までの主張は何だったのかと、あまりの節操のなさにあきれる。

ところで、最近は田舎暮らしのネタが見つからない。
15年を超えるようになると全てが「日常」となってしまい、多分都会人から見たら興味を持たれるような事象が起きてはいるのだろうが、実は自身では気付かなくなってしまったようだ。

ただ、今回のような「コロナ騒動」には田舎は向いているかも知れない。

とにかく一人でも感染者が出れば一気に噂は広がり大騒ぎ。
どこそこのだれ誰で、あそこのコンビニへ立ち寄って、あの飲み屋で飲んでいたらしい・・・・などとまことしやかな噂が飛び交い、実際には立ち寄っていないにもかかわらず、お客が来なくなって閉めてしまった居酒屋も出たほど。
つまり、コロナ感染者が確認されるなどと言うのは全くの非日常で、噂好きの田舎人には格好の話題となる。
そんな風なので、たまたま他の都道府県ナンバーの車が走っているだけで心がざわつくらしい。
「怖いね~、いやだね、よそのナンバーの車」と言うことになって、嫁に行った娘や都会で就職した息子たちはお正月やお盆でも帰れないらしい。
こう言った時に超保守的な考え方が地域を覆う。
日ごろいがみ合っている者同士でも一気に結束して「都会人は怖い」と警戒するのだ。

幸いな事に、私たち夫婦は2度のワクチン接種を無事に済ませ、後は抗体ができるのをじっと待つのみ。

オリンピック・パラリンピックで諸外国との人の往来が一気に増えて、変異株も入ってくることは間違いないだろう。
空港での水際対策で100%防ぐことができるとは思えないので、政府としてもある程度の予測をしながらオリンピックの開催を決断したのだと思うので、感染者数がある程度増えるのは覚悟しなければならない。

なんだかんだ言ってもコロナ感染はあまり歓迎できることではないので、ここしばらくは県境を越えずにじっとしていようかと思っている。
が・・・じっとしているのも退屈だねぇ。
たまにはうまい物でも食べに都会へ出たい・・・ね!。









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【初物】
梅雨明けも近そうだ。
雲が割れると気温はぐんぐん上がり30度に届こうかと言う勢い。
が・・・日が落ちれば急に気温が下がり、爽やかな夏の夕暮れとなる。
この瞬間が山里暮らしの魅力。

ところで、おかげさまで私は新型コロナウイルスの2度のワクチン接種を無事完了した。
一度目よりも二度目の方が楽で、ほとんど何の症状も現れなかった。
そして、今日は奥方殿の2度目の接種日。
持病があるのと心配性なのとが重なって、「ひょっとしたら今日がこの世の終わりかも?」と夕べからぶつぶつ。
人間、そんなに簡単に死ぬものでは無い。
「もうだめ、もうだめ」と言う人ほど長生きするのは世の常で、彼女はきっと相当長生きをするのではないかと私は思っている。

さて、いつもお世話になっている仕事先の社長から「桃が出来たから取りにおいで」と電話をいただいた。
ちょうど奥方殿のワクチン接種の送迎があったので、お言葉に甘えていただいてきた。

私は桃が大好き・・・ありがたいことに・・・今年の初物である。

ougontou.jpg

袋掛けがされていて、木についているのをそのままもいでいただいて来たので新鮮そのもの、まだ果肉は固く、少し冷蔵庫で冷やしてからが食べごろ。

今年は梅雨入りが早かった分、梅雨の終わりも早そうで、桃の当たり年になるかも知れない。
「桃の出来不出来は梅雨明けから収穫までの累積日照時間に大きく左右される」と生産者さんから聞いたことがある。
梅雨が早く明ければ日照時間もその分長くなるわけで、おいしい桃ができるに違いない。

買物に立ち寄ったスーパーの店頭にも、もう桃は並んでいたが、和歌山産が多かった。
当地の桃はいよいよこれから。
この時期が一年で最も楽しみな季節である。






【竹冠に旬と書いて筍】
いつもなら2匹の犬を連れての散歩コースだが、昨年の冬に柴犬のハリー君が、今年の1月にソラ君が天寿を全うしてしまった。
朝夕の犬達との散歩が私の運動不足解消の手段となっていたので、彼らがいなくなった今でもそのルーティーンを守り、毎朝夕、同じコースを一人で歩いている。
散歩の時間になると、犬小屋からひょっこり顔を出してくるような気がして、まだ一人は慣れない。

ところで、今年の春は異様な暖かさで、水仙もレンギョウも桜も、花と言う花が一気に花開いた。
山里は目にも鮮やかな「春爛漫」・・・今が一年で一番美しい季節。

haru01.jpg

少し汗ばみながらの散歩も心地よい。
公園の枝垂れ桜は早くも散り始めている。

haru02.jpg

今朝の事、なんと、早くもタケノコが顔を出していた。

haru03.jpg

当地でタケノコが採れるのは例年ならゴールデンウイーク前あたりなのに、今年は2週間ほど早い。
余りに暖かなのでちょっと焦って顔を出してしまったようだ。

竹冠(タケカンムリ)に旬(シュン)と書いて筍(タケノコ)。
なかなか味わい深い漢字だが、今年の旬は少し早いようだ。

haru04.jpg

今夜は初タケノコご飯に期待しよう。






【これでこの値段?・・・次もアリかな?。】
私が住んでいる長野県飯田市は人口10万人ほどの山間の町。
一時はこんな田舎町でもコロナウイルスのクラスターが発生し、2桁の新規感染者が連日報告されてパニックになった。
それを受けて飯田市では接待を伴う飲食店の営業時間短縮要請などを行い、その結果、ご多分に漏れず、夜の街はゴーストタウンと化した。

「感染するかも?」と言う恐怖心にあおられて、余波を受けた一般の飲食店でも客足は減った。
「少々減った」どころではなく「大幅に減った」のだ。

気温も上がり春めいて来て、ようやくコロナ騒動も収まり、飯田市は飲食店の支援に乗り出した。
市内全戸に画像のようなクーポンが届けられたのだ。

WORK¥coupon

住民一人当たり
・テイクアウト割引券 500円×2枚(2021年3月中有効)
・ささえあい割引券 500円×4枚(同4月1日~6月末日まで有効)
と合計3,000円のクーポン券が届けられた。
我が家は4人家族なのでこの4倍・・・12,000円分となる。

「テイクアウト割引券」は飲食店のテークアウトとデリバリーのみに使用でき、店内の飲食では使えない(ことになっている)。
「ささえあい割引券」の方は飲食店は勿論、物販店やサービス提供店でも使用できるようだ。
2点とも、利用金額1,000円につき1枚使用可能なので、最大割引額は50%となる。
割引券が利用できる店舗側は事前に登録が必要で、3月11日現在、「テイクアウト割引券」取り扱い飲食店は300店舗を超えている。

早速使って見ようとと言うことになって、登録飲食店うちの一件に注文を試みたところ、
「今日の今日では注文が一杯で対応できません」
と断られた。
「割引券のお客さんが多くてねぇ」。
と店主らしき人が言っていたので、予想外の注文があったのだろう。
今まではそんなに忙しそうな店ではなかったはずなのに・・・!。

仕切り直して別の店に改めて電話してみると、
「前日までの注文に限定させていただいていますが、内容によってはお受けしますよ。
 ご注文は何でしょう?」
と、ぎりぎり滑り込み。

普段、あまりお客が入っていなさそうな店を選んだつもりがこれだ。
「最大半額割引」の魅力と「自粛疲れ」がこういった効果を生み出していると思われる。
まだまだ大手を振って外食がしにくい雰囲気があるので、テイクアウトに特化したこの割引券発行はタイムリー。
きっと「ささえあい割引券」のほうも大きな効果があるのだろう。

ところで、テイクアウト用の弁当だが、実は全く期待していなかった。
以前この店に一度だけ行ったことがあって、その時の印象をほとんど覚えていないので、
「印象に残らないと言うことは大したことなかったんだろうな」
と思っていたのだ。

が、指定された時間の少し前に取りに行ったのところ、テーブルの上に用意されていたのは想像を超える大きさの器。
「うちのはこれじゃないよな!」と、思いながら
「ちょっと早すぎましたよね」と言うと、
「できてますよ~・・・まだ暖かいから早めに食べてね」
と言われて渡されたのがそのでっかい器に入ったやつ。
早速持ち帰ってふたを開ければ・・・ほら・・・この通り。

bentou1.jpg

私と奥方殿が「幕の内弁当」で息子殿は「大えび天重」。

bentou2.jpg

これで両方とも税込1,080円って・・・それこそ「どんだけ~」。
500円の割引券が3枚使えたので支払ったのは1,740円・・・一個当たり580円の支払いだ。

ちなみにこのお店の名前は飯田市桐林の「油屋(あぶらや)」さん。
品質が悪かったら店名は伏せておこうと思ったが、これなら皆さんにお勧めできる。

いやぁ・・・ボリュームもたっぷりで満足満足。
「もう一回・・・はアリだね」と日ごろは辛口の奥方殿も満足気。

飯田市役所さん・・・いいぞいいぞ。
 



【トンネルを抜けると雪国だった】
娘が年末から元旦にかけて帰って来た。
元旦の今日は夕方から仕事があるからと昼過ぎに我が家を出発。

高速バスは名古屋駅を経由するので人込みが心配。
と言うことで、岐阜からの往復はJRのローカル線で中津川まで来て、
こちらから中津川駅まで送迎することになった。

ご承知のように今日元旦は全国的な大寒波。
大雪の予報も出ていたが、幸いな事に当地の雪は大したことは無い。

が、長野県側から恵那山トンネルを抜けた目の前の光景は全くの別世界。
路側帯には雪が積もっているし、周りの光景はほぼモノトーン。
高速道路の入り口と途中での2度の冬タイヤのチェックもあって、危うく電車の出発時間に遅れそうになった。

yukitunel.jpg

画像は岐阜県側から見た恵那山トンネルの入り口。
およそ10Kmのこのトンネルを境にまるで別の世界が広がる。

いつもなら、岐阜県から長野県へ向かう県境で雪に変わるのだが、今回は真逆である。
おかげさまで雪かきをせずに済んだので腰痛と肩コリにならなかった。
ありがたやありがたや!。