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Author:ファラオ南信州
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田舎暮らしは男のロマン?女の不満?
南信州の山里で田舎暮らしをしている団塊の世代です。「田舎暮らし」と聞けば耳障りはいいのですが、生活習慣や価値観の違いで戸惑うこともしばしば。七転八倒、そんな田舎暮らしの様子をお届けいたします。
【竹】
我が家は山の中腹に建っている。
この山の頂上は、狭いが平らになっていて、一軒の小さな家がある。
私がここへ来た当事は、この家には老夫婦が住んでいたが、
先に奥さんが亡くなり、数年してご主人も後を追い、今は無人だ。
東側と北側が開けていてこの家からの眺めはすばらしい。

take3.jpg

take4.jpg

この山は東に向かって下っているので我が家は西側に山を背負う格好だ。
と言うことは、午後になると太陽が山に隠れてしまうことになる。
夏の間は太陽の位置が高いので夕方まで日は当たるが冬がいけない。
午後2時を過ぎると山が邪魔をして日が翳ってしまう。

そして、この家の隣にはヒノキの大木が10数本、森状に立っていて、
そのすぐ隣には竹やぶがあった。
ヒノキの森は少し北にずれているが竹やぶはまともに日照の延長線上になる。
そこで、老夫婦の息子さんに許可をもらってこの竹やぶを切ってしまった。
息子さんと言っても私より1歳年上なのだが・・・。

take1.jpg

おかげで冬は少しだけ永く日が当たるようになった。

我が家の奥方殿は洗濯と布団干しが大好きで、
日が翳ると悲しむどころか怒り出す。
だから竹やぶを切って少しでも遅くまで日が当たるようになったのを喜んだ。

ところで、ここ2~3日は寒かった。
晴れている屋外の気温は20度を超えていたが、
家の中で仕事をしていると冬のように冷える。
朝からパソコンとにらめっこで仕事をしている私は、
時折目を休めるために外へ出るのだが、
昨日辺りは「日向ぼっこ」も兼ねて何度も外へ出ていた。

たまたま外へ出た時にふと西側の山の斜面に目をやると、
見たことも無いような杭が何本も立っている。
「なんじゃぁ・・・ありゃぁ?」。
目を凝らしてよ~く見て見ると、タケノコが生長して大きくなったやつ。
高いのは2mほどもある。

take2.jpg

せっかく竹やぶを切ってすっきりしたと言うのにまた復元してもらっては困る。
それに、竹やぶの位置からは相当離れている場所からも生えてきている。
放っておけばあたり一面が竹やぶと化してしまいそう。

仕方が無いのでナタとノコギリを持って山を登り、
このタケノコを全て切ってしまった。

それにしても竹の成長速度は速い。
つい先週だったか、例の息子さん夫婦がタケノコ採りに来ていたばかり。
私が4日ほど東京へ行っている間に2mにまで伸びてしまった事になる。

それに根がどんどん横に伸びているようで、
とんでもないところからも出ている。

竹の根は横に伸びるが深くは根付かないそうで、
大雨などが降るとこの竹やぶが竹やぶの姿のまま崩落して落ちてくる。
そんな事も考えて竹を切ってしまったのだが、
人が住まなくなってしまって手を入れられていないので家は荒れ放題。
このままでは竹やぶどころか家そのものが落ちてくるかも知れない。

やはり、家には人が住んでいないとダメだね。

この家のおじいさんがなくなった・・・、
あの家も空き家になった・・・。
気がつかない内に人口は減り続けている。
こうして一軒づつ無人化していって、
やがて過疎地の村は消え行く運命?。

伸びたタケノコを切りながらふとそんな事を考えた。
太陽は相変わらず明るく輝いているのに・・・。

【おいしい珈琲をいれております】
7日から10日までの東京での研修も無事に終了。
久しぶりに3日連続のお勉強だったのと、
環境の違うホテル住まいだったのでかなり疲れた。

それにしても東京の物価は安い。
もっともそれは住居費を別にしての事だが・・・。

まず、この看板を見ていただきたい。

DSC00608.jpg

いいね・・・「おいしい珈琲をいれております」・・・ですよ。
思わず入りたくなってしまう。

と言うことで、毎朝この店のお世話になった。
朝は9時前まではほぼ満席で9時を過ぎると一気に席が空く。
だからその時間を狙って行けばゆったりとコーヒーが楽しめる。

淹れたてで香り豊なかなりおいしいコーヒーなのだが、
なんと、大き目のマグカップにイッパイ入って180円。
アイスコーヒーは190円だったと思うが、それにしても安い。

別の店にも入ったがそこはモーニングセットがついて380円だった。

我が町では淹れたてのコーヒーを180円で飲める店は無い。
最安値のドトールが200円なのだが量はSサイズでチョッピリ物足りないし、
淹れてから時間が経過していると香りが飛んでいる。

来店客が絶えない店はそんなことは無いのでいつも淹れたてなのだ。

勿論、コーヒーだけでなくランチもお値打ちでボリュームも満点。
競合が激しいビジネス街、ちょっと手を抜けばお客に見放されてしまう激戦区、
価格と質とボリュームの総合力が厳しく問われるのだろう。

そして、一番嬉しかったのが・・・これ。

入店すると必ず「おタバコはお吸いになられますか?」と聞かれる。
当然喫煙席が用意してあり、それも禁煙席に負けないくらい広いし、
時間制限などもなく終日喫煙がOKと言うのがうれしい。

田舎より都会の方が喫煙率が高いのか?、喫煙席側はほとんどの席は埋まっている。
女性の喫煙者も少なく無い。
一見OL風に見える20代後半のきりっとした女性がうまそうに煙を出している姿が多いのだ。

結構・・・ストレス・・・たまってるんだろうね?。

と言うことで、田舎に比べて東京は喫煙者にやさしい町だと感じた。

さて、この研修が終わると今月の終わりからいよいよ実働がはじまる。

昨年の今頃に、とある業界のポータルサイトに掲載依頼をするために、
その業界に属する当地の店舗を回ってお願いをした。
この度、そのサイトがリニューアルをするという事で、
現在掲載中の店舗を再度訪問して案内をすると言う、
難しくは無いがそれなりの知識がなければできない仕事。

が、前回は無料掲載の案内だったのだが今回は一部有料となる。
有料となる以上は当然それなりのメリットがなければならないのだが、
そのメリットをクライアントに分かりやすく伝えなければならない。
今回の研修はそのための勉強会だった。

客観的に見て、
インターネットの使い方に長けている店舗には大きなメリットがありそうだが、
インターネットの威力を知らない、あるいはインターネットを使え無い店舗には無用の長物。
言われるところの「デジタルデバイド」がこんなところでも顕著になりそうだ。

ところが、私と一緒に研修を受けている人の年齢はかなり高い。
それなのにすでにインターネットを使いこなしている人ばかり。
すごいね・・・当地の同年代にはこんなタイプはいない。

東北や九州など、皆、遠方から研修を受けに来ているのだが、
インターネットで、研修会場に近くそれでいてなるべく安いホテルを探し、
飛行機や新幹線も全てネットで予約と、全員がネットフル活用である。
中にはiPadを携帯している人もいて、
「昨今の中高年おそるべし」
を地で行っている・・・大したものだ。

ところで、このBLOGもそうなのだが、
インターネット環境が整備されたことよって、
今までは、新聞やラジオ・テレビなど、社会的に認められたごく一部の人にしかできなかった
「情報を広く同時に世間に向けて発信する」
と言うことが、その気になれば誰にでもできるようになった。
その上、設備もいらなければ金もかから無い。
しかし「その気になれば」と言うところが問題で、
その気にならなければ何もできないのは今までと同じだ。

また、発信はできてもだれかが受信してくれているかどうかはまた別の問題。

インターネット上には玉石混合のあらゆる情報があふれているので、
たとえばこのBLOGについても、
 誰か読んでくれる人がいるのだろうか?、
 どんな人が読んでくれているのだろうか?、
 読んだ感想はどうなんだろうか?、
など、その辺りになると必ず反応があるわけでは無いので書き手にはあまり分からない。

それでも有益無益にかかわらず、あるいは有害無害にかかわらず、
だれでも情報を発信することが可能なので、
この情報を生かすも殺すも読み手側の問題となる。

この書き手と読み手の間に入って情報を整理してくれるのが検索サイトで、
YahooやGoogleのおかげで読み手は自分の欲しい情報を探す事ができる。
なんて一言で片付けられるほどこの技術は単純では無い。
じつは凄い技術なのだ。

日本だけに限って見ても、
何億、何十億とある発信された情報を全て整理して、
今度は受信者側が望むであろう順番に並べ替えて提供すると言う、
ちょっと考えると気が遠くなる作業があっという間に完結する。

例えば誰かが「田舎暮らし」と言うキーワードで全サイトを検索したいと考えた時、
これを手作業で行うとしたら、いったい何人の人間がどのくらいの時間を要するのだろうか?。
まずは何億かのサイトのタイトルから「田舎暮らし」のワードがあるものを探し出し、
あるいは、各サイトに書き込まれている文を全て読んで「田舎暮らし」の言葉があるものを探し出し、
それらを重要そうな順番に並べ替えて一覧表示をしなければならない。
こんな事は何日の単位ではなく何年の単位で無いと行えない筈だ。

ところが検索サイトではあっという間にそれができてしまう。

日ごろ何気なくお世話になっている検索サイトだが、
改めて考えて見れば「これぞ人間の英知」と思えてくる。

上記はインターネット技術のほんの一例なのだが、
YahooにしろGoogleにしろこんな事では満足してはいないようで、
今、この瞬間にも世界のTOPクラスの頭脳集団は、
新しい技術の開発に向けてしのぎを削っているはずだ。

なんてことを思うと、彼らの頭の中がいったいどう言う構造になっているのか知りたくなる。

洪水のようにあふれる情報の中から、
自身に有益と思われるものを瞬時に探し出してくれる検索サイトがあってこそのインターネット。
これが無かったらインターネットは今のような姿にはなっていなかったはず。
その点においてはYahooさんやGoogleさんに感謝しなければならない。

聞くところによると、
Googleやマイクロソフトには世界中の天才と言われる人材が集まっているそうだ。
勿論、日本人だっているぞ。
そうだろうね・・・それで無ければ今のコンピュータ社会はありえなかった筈。

今ではパソコンだけでなくスマホなどの携帯端末の普及で、
町を歩きながらでもインターネットを閲覧できる。

こんな時代になると、やはりネットユーザーとそうで無い人との情報力の差が大きくなる。
もっとも、今のところ実生活に顕著な影響は出ていないかも知れないが、
それも時間の問題で、ネットが使えなければ情報収集ができなくなる時代も近いかも?。

が、その時はそれなりに人間の知恵が対応して行くのだろう。
そんなに心配しなくてもいいだろうと思う。

その意味では今が過渡期なのかな?。
 

【東京出張2】
今回の東京での研修も今日で折り返し。
残すところ明日1日だけとなった。

特に難しいことは無かったが、実際の仕事の稼動日程が過密で少々困った。
早めに済ませてなんとか余裕を作らないと、肝心の本業に影響を与えてしまう。

それでも東北や静岡などあちらこちらから人が集まり、
それぞれに郷土色豊かな方言や地方の特色が聞けて面白い。
今日もこれから晩飯を食いに行くのだが、
新しいメンバーも加わるのでまた違った話が出来るかもしれない。

明日は研修が終わればすぐに新宿から高速バスで帰宅の予定。
帰りは深夜になるのでクルマはバスターミナルの駐車場においてある。

ホテルに滞在中に仕事をやっつけようと準備をしてきたが、
先日購入したタブレット型パソコンの性能があまりにもかったるいので仕事にならず。
4日ほど予定が遅れてしまったので帰ったら追いつかねばならない。

降り出した雨が窓を打つ。
今夜はまた関東の平野部は荒れ模様で竜巻の恐れもあるらしい。
東京の予報は弱い雨のようだが、再び大事に至らねば良いが・・・。

明日の天気予報を調べたら、
我が家と東京には4度ほどの気温差がありそうだ。
確かに東京は暖かい。

【東京出張】
明日8日の朝から東京で仕事関係の研修が3日ほど続く。
会場は日本橋なので近くに宿を取って前日の今日(7日)から東京滞在。

連休明けの月曜日と言うことで、
サラリーマンの表情はお疲れ気味かと思いきや意外に皆さんお元気だ。

ちょうど退社時間に町を歩くと、
ある者は地下へ、ある者はエレベーターへと、一人、また一人と消えていく。
久しぶりの同僚と「帰りにちょいと一杯」と言うところか?。

景気低迷が叫ばれているこのごろの日本だが、
東京の人たちの表情は思いのほか明るい。
と言うよりも、都心のオフィスに勤務している背広組はほぼみんな勝ち組。
解雇されたりして職を失ってしまった負け組みはこのあたりをうろうろなど出来ない。
東京でも都心はまだまだ元気なのだろう。

今月の終わりから来月中にかけてはタイへの出張予定もある。

タクシン派と反タクシン派の衝突がようやく収まったと思ったら、
国土の三分の一ほども水に浸かった例の昨年の大水害と、
かの国も色々と災難にあったがそこは右肩上がりで経済発展真っ只中のアジアの中心、
今は全く元気を回復して元通りなのだそうだ。

本来の目的はうまくいくかどうかは判らないが、
ぶらりとアジアの元気をもらいに行ってこようかと思っている。

が、今回の研修が済むとその仕事が6月からスタートするので、
果たして日程が取れるかどうか?。
明日からの研修でその予定もはっきりするはずなので、
すべてはその後と言うことになる。

7月半ばまでならエアチケットもホテルも安いので、
なんとかそれまでには実現させたいと思っているのだが。

心配は田舎の山里に残していく奥方殿と息子殿の二人。
今回のわずか4日間の国内出張でも、
 犬の散歩はどうする?。
 ゴミの始末はどうする?。
 蛇が出たら外へ出れない。
と、もう大騒ぎなのだ。

何とか息子殿に言い含めてきたのだが、
明日の夕方あたりにはきっと電話で愚痴を聞かなければならないだろう。
こうなると携帯電話でいつでも連絡が取れる国内は便利なようで鬱陶しい。
いっそのこと海外のほうが電話で連絡できない分、あきらめるかもしれない。
いやいや、それでも電話がかかってきそうだな?。

なにせタイは携帯電話の通話料金が安いので、
いつも滞在中はレンタルの電話機を持ち歩いているの。
タイから日本へかける時は携帯電話からでも料金は安いが、
日本からタイの携帯電話にかけるときの料金は高い。
だからいつもはメールで連絡するように言っているのだが、
はたして今回はどうだろう?。

とにかく、家を空けるのにはかなりの神経を使う。
息子と娘の学校の送り迎えで5年間は何も出来なかったので、
そのブランクをこれから取り戻さねば・・・。

奥方殿にタイへ行こうと誘っても、韓流に夢中の彼女の頭には
「海外旅行なら韓国」
と言う前提があって、それ以外の選択肢は無いようだ。

もっとも、一緒に行くなどといわれたらそれはそれで困るのだが・・・。

まあ、今回の東京出張が次のタイ出張の前哨戦の位置づけ。
おとなしくお留守番をしていただいていればOKなのだが・・・。
 
【田舎暮らしは女の不満】
大型連休の真っ只中だが、ここ2日ほど当地では雨の予報だった。
それを見越して畑に野菜の苗を植えようと準備をしていたが、
ほとんど雨は降らずに期待外れ。

しかし、東北地方では大雨で避難勧告が出たという。
震災の復旧も思うように進まないのに今度は水害のおそれとは?。
神様も何を考えているのだろうか?。

ところで、去年はGW明けに遅霜が降りて、
せっかく芽を出したジャガイモなどが霜にやられてしまった。
そこで、今年は少し遅めにと思っていたのだが、
この調子では霜どころかすぐに夏が来てしまいそうなこの暖かさ。

例のブラジル野菜を作っている農園さんからレタスの苗をいただいたので、
早速、猫の額ほどの庭の菜園に植えつけた。

たったそれだけ動いただけでも汗をかく・・・今日は暑い。

山々はこの気候で急いで夏支度を始めたようで、見る見る緑が濃くなった。

050401.jpg

全て花が落ちた桜の木の下の「もくれん」も咲きだし、
いよいよ初夏の趣。

「もくれん」は花の形が大型変形で紫色の濃淡が美しく、
奥方殿の好きな花である。

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この花が咲きだすと「もう春も終わりだな~」などと感じるのだが、
今年は春が妙に短かったような気がする。
いつまでも寒くて「このまま冬が明けないのかも?」などと思っていたが、
突然汗ばむような暖かな日になって、
桜も桃もりんごも梨もいっせいに花開いたと思えば、
それらが散るとあっと言う間に新緑。

気象が異常なのか時間の経過速度が速くなったのか?。
いずれにせよ、「光陰矢のごとし」の諺どおり、
月日の経つのがどんどんスピードアップしている。
それだけ齢を重ねたと言う事なのだろう。

日差しは強いが風は冷たく感じるほどさわやか。
こんな気持ちの良い日にはここに住んで良かったとしみじみ感じる。

おっと、外で奥方殿の絶叫が!・・・虫か蛇かはたまた蛙か?。

物干し竿の上に小さな青蛙が2匹鎮座していた。
お騒がせなんだよね~こんな蛙なんて可愛いものなのに。

田舎暮らしは女の不満・・・地で行ってる我が家の休日であった。